「寄り添い」と「現実」の狭間
- 6月23日
- 読了時間: 4分
こんにちは。
先日は霧島市で活動されている不登校生保護者の会に出席させていただきました。もう数件あちこちの保護者会に出席させていただいています。その都度勉強させてもらっていて、やはり当事者の生の声を聞けるのは理解が深まります。
今回のタイトル、「寄り添い」と「現実」の狭間。解散してから帰りの車で毎回話された内容を反芻するのですが、今回はこんなことを思ったわけです。以下につづります。
ここまでお話を聞いてきたかぎり、不登校生は何かしら理由があって不登校になるわけですが、「今となっては理由は曖昧」というのが大体聞くことです。いろんな理由が重なって、休んでいるうちにわからなくなってくるという感じのようです。
ぼくが教員時代に経験したのもそういう子たちが多かったと思います。しばらく休んでいる子の家に行って話を聞くと、「学校楽しいんですけど、なんかいけないんですよね」とか昼夜逆転して登校できずにいる子が「昨晩はちゃんと寝たので、普通に朝ごはん食べて家にいました」とか。特性がもとで苦しんでいる子ももちろんいます。
そういう子たちに教育者としてできること。簡単に「支援」という言葉が思いつきますが、その内容は多岐に渡ります。必要のない心配をしてしまうこともあります。行政サイドからでないとできない支援が多いと思います。教育者のできることはもう末端です。
最初から話が逸れていますが、我々のできる「寄り添う」とは本人のペースに合わせて勉強をしていくということ、それしかありません。最大の寄り添いは時間を無視して伴走することだと考えていますが、またこれはまた別件なので、また機会があれば。
今のところ、ぼくの考える「寄り添う」は本人の状況を見極めて、今この瞬間に必要と思われることを与えることです。こういった支援が必要な子の勉強を見るのはひとりずつ違うので、人からの話を聞いてもわからないですし、実際に見てみると新たに気付く部分がたくさんある場合も多々あります。教える内容が同じでも使うワードを意識的に変えたり、踏み込み具合を変えたりします。宿題でも、本人が届くギリギリのラインで課題を与えるとか、復習を多く与えるとか。この辺は知識と経験が必要な部分ですね。
一方で「現実」というのは言葉の通りです。時間は待ってくれません。評価テストだったり、受験だったり。勉強範囲での「寄り添い」ができたとて、テストはやってきます。テストで思ったほど点数が取れなければおもしろくありません。折角「勉強がんばったからテストで少しくらい点数が取れるかも」と思っている生徒本人の淡い夢はたやすく壊されます。テストで出題されるのは今学校でやっているところ、「寄り添って」勉強しているところは本人が今できないところだからです。実際は目に見えないところが強くはなっているのですが、目に見える結果でほしいというのが本音です。でないと、おもしろくないのです。だって、テストの数字で評価されるから。がんばったね、という言葉はかけてもらえても数字は増えません。
このギャップが難しい。当然生徒の様子を見ながらになりますし、学校のテストで点数を取りたいというのが一つの目標、ゴールになっている場合は、学校でやっている内容+そこに必要な以前分の知識という形で授業することが多いと思います。ただし、以前分はなるべくやらずに先に進めたいので、本当にそぎ落とした必要な分だけをやっていきます。それでもなれないことをすることになるので、かなりの時間が必要になってきます。学校のテストはもういいからと割り切っている場合はまた違って知的好奇心を掻き立てるようなものを与えていくことになると思います。
さらにお金の問題も絡んできます。本人も勉強したいと言っているし、少しでも興味のあることをさせてやりたいと、家庭教師を呼ぼうと思ってもそれにはお金がかかります。
ぼくのところで言えば、お金は安く設定しているつもりです。教材費はかからないですし。週1回やるにしてもない日分の課題(本人の様子にもよりますが、今回理解できたもの+以前理解できたものを課題にすることが多いです。やれそうな子は断ったうえで、チャレンジ問題なども混ぜていきます)も用意します。
宣伝もしてしまいましたが、そうは言ってもお金がかかってくること。いいよいいよ、とは言ってられないのも現実です。この辺りも本当に難しいところです。やりたいけど、させてやりたいけど、生きることと比べれば優先順位は当然下がります。
今回は宣伝色が強くなってしまいますが。。。ぼくのところにきていただければ、無料体験があります。受け逃げでも全然構いません(できることなら継続してほしいですが笑)。この1回50分でミラクルが起こることを願いつつ、知的好奇心がうまく刺激できれば1回だけだけどやってよかったねと本人のためにはなるのかなぁなどと思います。
少しでも困っている子たち、またその保護者さんの手助けになればと考えています。ぼくもまだまだ勉強中です。お互い、ともに、がんばりましょう:)