ただ愚直に。
- 7月6日
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こんにちは。
昨日はお世話になっているライブハウスの新しいイベント第一回が行われるということだったので、応援に行ってきました。そこでの再会だったり、思ったことだったり、お話しします。
実は先日、教員時代の生徒に会っていて、その彼がイベントに出場するとのことでした。約10年ぶりの再会になりました。高校のころからとても真面目で素直な子でしたが、そのよさは全く変わっていませんでした。演奏後(彼はベース担当)、もう長く弾いてるのか?と訊ねたところ、「買って半年くらい弾いて、そのあと全く触っておらず、今回出場するからと練習を始めた」そうです。
彼の演奏していたフレーズは複雑で、とても初心者が取り組むものではないかな、と感じていましたが、まさかの初心者同様。ここなんですよね、彼のすごいところ。
真面目に、愚直に、取り組み続けること。
本当に学ばせてくれます。本当にすごい。おそらく相当に一人で練習をし続けたに違いありません。通常なら成しえないことを、そうやってただひたすらに取り組んで、完成させてしまう力です。
職業柄、色んな人と接する機会を得てきました。そうする中で、うまくやってしまう子とどこかでつまづいて、そのままになってしまう子の違いとはこういうところだと考えています。
「努力を美談にするな」という話もありますが、「それを苦しいと思うか、思わないか」です。できる人は努力をしています。そのこと自体が楽しくて努力と思っていない場合だったり、外から見たらがんばっているようには見えないひょうひょうとしている人だったり。そういう人をみて、先の言葉を言ってしまってはとても貧しいですね。
凡人の我々は、残念ながら得手不得手があって(これがあるからまたいいんですが)、ことさら不得手な部分でがんばらないといけないことがあったり、得意なものでも人より数倍がんばって一歩二歩先に進まないといけない場面があったりします。
こんなときに本当に愚直に、ひたむきに取り組み続けることができたら。その我慢ができたり、その我慢すらも楽しむことができたら。
きっと好きは増えると思いますし、楽しいは増えると思います。一度きりの人生、楽しいは多いほうがいいに決まっています。ぼく自身はそういう考えで、ぼくの塾ではそういうことの一押しをしたいと考えています。
余談ですが、何年経っても「先生」と呼んでくれるんですよね。彼が高校生のころからこの子は本当にしあわせになってほしいなぁと願っていましたが、まさかその途中経過に出会えるとは。世界中のありとあらゆるしあわせが彼の身に降りかかればいいと思っています(ほんと余計なお世話笑)。