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バッククロージャーの使い方

  • 4月27日
  • 読了時間: 4分

 こんにちは。

 先日は不登校の子どもをもつ保護者の悩み相談会に参加させていただきました。そこで勉強させていただいたこと、反芻したことなどをまとめて。


 社会人になってからいつの間にか20年以上過ぎてるのですが、ずっと教育に携わらさせていただいています。教育が好きかと問われれば、わかりません。わからないですが、まあまあ真剣に取り組んできたので、人並みの知見はあると思っています。でもやっぱり、知らないこと、わからないこと、できないことは当たり前ですがあります。やはり学び続けなければ、ということで、最近は特に、学校に行けていない学生(小中高校生)にスポットを当てて勉強しているところです。


 当塾の志の一つでもある学校にいけていない子と少しでも勉強を楽しみたいというところのど真ん中です。


 ぼくが教員をしているときは、不登校系の生徒の復帰率はわりと高かったと思います。世間の教員と比べたことがないからわかりませんが。おそらく。今回はそのときの行動の答え合わせができました。


 「配慮はするけど、結局することは変わらない」です。これがぼくの答えになりそうです。ただ、この配慮のさじ加減をまだまだ学ぶ必要があります。


 学校にいるときにそういった子たちと面談することが多くありました。学校だけでなく、自宅に伺うことも少なくありません。面談するときは顔色をめちゃくちゃ気にします。どんな反応があるのか少しも見逃さないように観察します。あとはもうそのとき、その子に合わせて。基本はその子との会話を楽しみます。生徒は緊張しちゃうので、いくつか小ネタは仕込んでいました。最新のものだと、大量に集めたバッククロージャーですね。食パンの包装を止めているあれです。アイスブレイクするためにめちゃくちゃ集めてます。一撃必殺で使いたい方はどうぞ。100%自分の流れに乗せることができます。


 1.まずは1枚バッククロージャーを見せ、これの名前知っているか、と訊ねます。

 2.知っていても知らなくてもどうでもよくて、右のポケットから輪ゴムにつるしたバッククロージャーの束を取り出し見せます。ここでも十分笑うことが多いですが、まだぼくのターンです。

 3.たくさんあるだろう、集めたからね、などと話しながら、左ポケットからも大量のバッククロージャーを取り出します。このときの表情は必ずキャッチします。笑っていないように見えても顔の筋肉は緩んでいることが多いです。これを見逃さない。

 4.仕上げに、これで何をするかわかるか、と訊ねます。

 5.多くの場合反応がありますが、そのすべてを裏切って、これをもっと集めて犬小屋を作るんだよ、と言います。

 6.動物を飼っている子は「犬飼ってるんですか?」と共通項に近いものを発見できて聞いてくることもあります。それも裏切って「えー犬飼ってない、かわいいよねー」などと答えます。


 この1~6のやり取りは自分で楽しくてやっていましたが、かなり効果の高いものかと思います。ばかばかしいのですが、こんなことを真剣に、計画してやってみせること。これだけ真剣にふざけてから、「ふざけてばかりもいけないから、あなたのことを教えて、言いたくないことは言いたくないと言ってくれていいからね」が言えて、ようやく質問ができるわけです。質問の内容も様子を見ながら、なんでもないようなことで構わないと思います。だから初回で学校や勉強のことは話さないこともしばしばです。


 こういうの学校の先生は下手くそだと思います。したたかに計画して、準備して、真剣に笑わせにかかる、すっと生徒の心に入り込むこと。「明日からがんばって登校しよう」みたいなことを笑顔で言ってしまうんです。その前向きな言葉や笑顔で苦しめてしまう場合があることがわからない方が多い。もちろんそれが勇気になる子もいますが、そうでない場合もあるということです。そのとき、その子を見ないとわかりません。


 バッククロージャーのネタをしてたら、もう長いので終わります。



 笑、こういうことです。えー、懇談会のレポートじゃないのかよーという裏切り。

 もう一つブログ書いていきます。

 
 

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