中学生へ。高校の体験入学とは。
- 7月13日
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こんにちは。
そろそろどこの学校でも体験入学が実施される時期になります。そこで今回は元高校教師がお送りする偏りまくりの偏見回です。本当に「中学生へ」なのか。。。大炎上するんじゃないかと思うくらい。
どうも改めまして、こんにちは。体験入学大嫌い元高校教師です。もうお分かりの通り、体験入学はすっごく反対派です。もし本当に学校の雰囲気を知りたいなら通常授業時に見学に行かれるのが一番良いかと。「お客様どうぞ、こちらへ」などとやっている体験入学なんてただの忖度イベントだと思っています。もう本当にきらい。
まず、高校の体験入学とは。というところからです。中学生からしてみれば、高校選びのポイントになるところだと思います。実際入学後のアンケートなどでは体験入学で決めた、という解答も多いです。また、高校側からの視点では、生徒募集の最大の山場となります。双方そういうことなので、当然、向かい入れる側は試行錯誤して大量の人数をなるべく効率よく、満足度高く誘導していきたいわけです。
しかし、実際に行われているのは非日常です。生徒があちこちに立って誘導したり、体験入学用の授業を楽しくしたり、通常の学校がそんなわけないでしょう?保護者さんも「生徒たちの態度が素晴らしかったです」などと言ってくれるのですが、そういう生徒を用意しています。服装もきちんと整えて、態度のきちっとしている子を選びます。当たり前じゃないですか。
部活動体験はちょっと観点が変わります。部員の雰囲気や、人数、どんな感じなのか見比べるにはいいかなと思っています。でもこれ、部活動をメインにしにいく子だけです。多くの子は勉強に重きを置いていくと思います。
体験授業についてですが、その日だけの授業を用意しています。毎回楽しませるような授業をしてくるわけないですし、何ならその授業は他の先生のアイデアかもしれません。そもそも授業者が新学期の担当をしてくれるとも限りません。要するに、参考にできるところがないのです。
また、数学に関して言えば、この時期は入試に関してあまり重要なことは習ってなくて、高校入試問題に出題される大きな部分はまだ勉強していないです。。。(ということは???あ!!!)
「入試問題を解いてみよう!」みたいなタイトルの授業がどこにもあると思いますが、数少ないやれそうなところから見繕って授業時間を満たすようにしているので、その単元の勉強は当然ながらしていたほうがよいでしょう。
しかしながら、「体験入学で決めた」という生徒が多いのも事実です。これについては、もともと決めていたんだけど、やっぱり行きたいと言える要素が増えたということと考えています。例えば、先輩が楽しそうにしている、制服がかわいい、だから行きたいと言っていたのが、「先生たちもやさしくて、授業もよくわかって。。。」と言い訳が付け加われば、親御さんは認めざるを得ません。そうなるとこれが決め手でしょう?
この一連の話が「変なの」という感想で、「おかしい」と思っているんです。どこか高校を選ぶのですから、なるべく気に入ったところ、勉強しやすそうなところに行った方がよいと思います。でもそのほとんどは見えずに、張りぼての部分だけを見ていることが多いような感じがします。
まずは、通いやすいかどうか。自宅からの通学方法、帰宅方法のチェック。大学進学を考えているのであれば、通っている先輩からどの程度の課題が出ているのか。それが適切なのか。学校とは別に塾などに通う必要があるのか。その辺りが体験入学では全く見えない部分ですので、チェックされるとよいと思います。ちなみに服装検査については、どこも似たようなものだと思います。大抵地域の学校同士で相談し合っているんです。こっちの学校は厳しくて、こっちの学校は緩いよ、というのはその学校の先生の熱意の違いかなと思います。ぼく自身は、どうでもいいのにな、と思っちゃうタイプで、勝手にすればと思ってはいますが、ルールは守ったほうがいいよね、という観点で指導していました。
また、専門系の学科で、〇年連続就職率100%と謳っている学校は多いです。これのからくりは先生たちが本当に頑張っています。どこにも通らないようなどうしようもない生徒でも、落ちても落ちても「ここは?ここは?」と薦めてくれて、保護者と連絡を取り、特訓をさせて、よし、大丈夫、胸張っていけ!と背中を押して何とか全員の合格を勝ち取っています。ここの先生たちの努力は本当にすごいと思います。
話はかなりそれてしまいましたが、まあまあ必要な情報だったかと思います。学校を知りたいのであれば、平常時に見せてもらえる部分を見に行った方がよろしいよ、ということでした。ちなみにですが、体験入学、準備する先生たちも生徒たちもものすごく大変です。そういう観点からもやめたらいいのに、と思っています。