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勉強嫌い

7 日前
読了時間: 5分

 こんにちは。

 先日はボランティア団体にお呼ばれされまして、不登校生やその保護者にむけて、ボイストレーニングを行ってきました。普段やらない声の出し方などしておもしろがってもらえたかなぁと思います。今回は保護者様とのお話の中での気付きについて考察します。


 「勉強嫌いな子になんて言って勉強させればいいの?」


 確かに。

 勉強嫌いな子も一瞬で好きになれたらいいのにな、なんて思っています。でも嫌いなんだから仕方ない。


 しなくてもいいよ、やりたくなったらするから。それも答えですよね。でも基本、嫌いと思ったら寄り付くことはありません。放っておいて必要になったときには遅かったり。そういうところが心配で大抵の大人は勉強だけはしておいてほしいと願います。勉強の点数で転び方が変わることを知っているからです。それだけではないんですが多くの場合そうなります。


 今どき、色々な学校ができたり、学び方があったり、かなり幅広く施設自体は用意されてるのかなと思いますし、受験制度も色々あって、そんなん知らん!みたいな受け方を聞かされることもあります。それはそうなのですが、自分の子どもの興味がいつどこにどう向かうかわからないし、できれば安全な道を歩ませたいのが親心。


 そこで、帰りの車の中で何で勉強て嫌いになるんだろう、と考えてみました。以前から勉強嫌いになるのは、もともとは学ぶことが楽しかったはずなのに、「×をつけられたり、テストの点数で評価されるから」と言ってきました。今回それがもう一歩進んだように感じます。


 なんというか、そういう経験。

1.間違える経験をする、それがいけないことと感じる。

2.失敗を経験する、それがいけないことと感じる。

どちらも前半部分の間違いや失敗の経験をすること自体は問題ないと想像します。そのあと、やり直しをする、みんなの前で当てられて間違って笑われて恥をかいてしまう、こういうことから「なんかもやっとする」「間違えたらダメなんだ」とだんだんなっていく。そういうことが続くとなんだか自分自身を否定されたような気分になるのではないかなと思うのです。間違いを指摘されてるのと、自分を否定されていることと混同してしまうというか。


 やり直しって結構嫌なんですよね。消したりとか、きれいだったはずの紙が汚くなったりとか。赤でペケマークがついてるとか。もう一回見せるのとか。もはや全部嫌。。。笑 でも当たり前に必要なことです。ここについてはまた別で言及したいのですが、間違ってもよい環境を与えることが重要です。安心して間違えられるというか、間違っていいんだ、と思える環境を用意すること。さらに訂正することで、訂正してよかったと思える環境を用意すること。


 恥をかくのはまあ単純に嫌ですよね。


 これらのことから勉強いやだなぁと思いはじめ、勉強嫌いになってしまう。さらに、勉強すること自体が遠のくと自己肯定感が下がります。ここは少し難しい話になりますが、勉強すること(勉強でなくともスポーツでもなんでもいいんですが)をやり切らずに諦めてしまった場合、そこには達成できなかった課題と自分が残ります。そういう結果?残骸?をみて、自分はできないやつだ、と思い込んでいくんです。


 この辺りの相互作用で、どんどん勉強することは遠のくし、自己肯定感は下がるし。。。なにもよいことはありません。


 「じゃあもう勉強嫌いになってしまった我が子はどうすればいいの?そんな言いたい放題言って!」となりますよね。解決の方法、それはmath.clinic 、ぼくのところに通わせることです笑 冗談です。通わせていただけるのが一番うれしいのですが。。。笑 小さい成功体験を積ませること、成功してるよ、うまくいってるよ、と教えてあげること。この辺りを繰り返し、慎重に、十分な量を与えることだと考えています。


 例えば、掛け算ができない中学1年生が一緒に勉強することで掛け算ができるようになったとします。その時点で自己肯定感は下がっている場合が多いですから、「これくらいできたってみんな当たり前にできるし、そもそも小学生でできないといけないし」となるんです。簡単にOKラインを超えさせてもらえないんです。それをいい感じ(そのときのその子の機微に合わせて適切に)にやれたことを強調して、「一緒にやっていったらできるんだ」と一旦は依存させる必要があると思っています。一生伴走はできませんし、そのうちに自己肯定感も高まると思うので、その過程で、手放す。このようなことをしていく必要があると今のところは考えています。


 何はともあれ、プロの作業なのかなと思ったり。もちろん身近な方がしてくれるのが一番なのかなとは思いますが、なかなかどうして身内だとイラついたり。。。その辺難しいですよね。ぼくらのところに通わせたとて、本人がうまく感覚をつかむまでは「やりたくない」となるかもしれません。やらなきゃとは思っててもそう思っちゃう。本人は苦しいですよ。でもそこを乗り越えるまでは我慢しないといけません。そんなに時間はかからないと思います。そういう子は最初は嫌だけどババっと詰めてやったほうがいいかもしれません。忘れにくいし、習慣になりやすいし、まあ色々メリットはあります。デメリットは本人が疲れるということでしょうか。


 ボイトレ帰りの道中、こんなことを考えながら帰りました。


 このお話を呼んで、あ、と思った方、体験授業ご用意してあります。ご相談もお受けします。ぜひご利用ください。

 
 

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